ビジネス本「金持ち父さんの21世紀ビジネス」の紹介:ネットワークマーケティングのススメ！

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こんにちは

突然ですが、ネットワークマーケティングとは何であるかご存知でしょうか？

それは、「ある商品を扱った消費者が、その商品を他者に宣伝し、利益を得る」ビジネスです。

なんとなく想像できますか。「具体的にどういうこと？」「どうやって利益が出るの？」「そもそも上手く行くの？」等々の様々な疑問が浮かぶかもしれません。

今回は、このネットワークマーケティングについて詳しく述べられている本を一冊紹介したいと思います。

有名な金持ち父さんシリーズの一つ「金持ち父さんの21世紀ビジネス」です。

金持ち父さんの２１世紀のビジネス

結論から言うと、 この本は「ネットワークマーケティングは自由を手に入れることができるビジネスである」ということを主張してます。その主張を様々な理由で筋道を立てて説明しています。この記事ではその一部を紹介します。

著者ロバート・キヨサキ氏は収入の獲得方法には主に4種類あるとしています。稼ぎ方を分類しますと、人はE・S・B・Iクワドラントのいずれかに属します。それぞれをざっくり述べますと次のようになります。

Eクワドラント：仕事あるいは他人の資本のために従業員として働きお金を得る

Sクワドラント：自らの専門性を磨いてビジネスを開き、そこのボスとして働きお金を得る

Bクワドラント：優秀な人を集め、ビジネスでその人達と助け合いながら、お金を得る(Sクワドラントと似ているが、ビジネスを始める際に、自分がある分野で一番になるのではなく、それぞれの分野で一番の人を集めるという点で異なる)

Iクワドラント：自らの資本を投資すること、すなわち、お金を働かせることで、さらなるお金を得る

大半の人はEクワドラントに属しています。勉強し、良い学校に入り、良い企業に就職し、そこで一生働き、老後は退職金と年金で過ごすというものです。このような生き方が理想であると教えられてくる人がほとんどだと思います。しかし、これは自身ではなく他人の資本のために働いています。さらに、当たり前ですが、働かなくなれば、毎月の給料が無くなり、数か月で生活水準を維持できなくなってしまいます。

そこで、自身の専門性を磨いて独立し、ボスとして働き収入を得るSクワドラントになったとしても、自身が働かなくなれば収入が発生しないという点ではEクワドラントと変わりません。

しかし、優秀な人を集めビジネスを任せるBクワドラントの場合、その人たちが利益をもたらしてくれるので、自身が働かなくても収入が発生します。また、自身の資本を投資し、そこから利潤を得るIクワドラントもまた、自身が働かずにお金を生み出します。

働かせているのが人であるかお金であるかの違いはあれど、B・Iクワドラントは自身が働かない所で収入を得られるということがE・Sクワドラントと異なる点です。つまり、自由が得られます。

ここで、もう一度ネットワークマーケティングは「ある商品を扱った消費者が、その商品を他者に宣伝し、利益を得る」であることを思い出して下さい。ここでいう利益とは商品を取り扱っている企業からの広告費などです。

例えば、ある消費者Aが商品αの宣伝活動を行い、10人がこの商品を購入したとしましょう。商品αが質の良い物であるならば、A以外にも宣伝活動を行う人が現れるはずです。10人の新たな消費者の内の3人(B・C・Dとする)がAと同様に宣伝活動を行い、それぞれが新たな消費者を10人ずつ生み出したとすると、元をたどれば、消費者Aは合計した30人に対して商品αの宣伝を成功させたことになるので、30人分の広告収入を得られます。たとえ、A本人が3人にしか購入させていないとしてもです。

これは、B・C・DがAに利益をもたらしてくれたという見方もできます。つまり、収入を得る方法としてはBクワドラントに分類されるものです。

こうして、宣伝活動のネットワークが広がっていくことで、他者が自身の代わりに利益をもたらし、その分だけ自由を得られるのがネットワークマーケティングであります。

以上、筆者がこの本で印象に残った興味深い部分です。納得しやすく、わかりやすい説明であるため、スラスラ読めるのがこの本の良いところです。

ここまで読んで下さり、ありがとうございましたm(_)m

この本には、まだまだネットワーキングビジネスについてためになる情報が豊富にありました。機会があれば、是非読んでみて下さい～